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【SANKYO】長期発行体新規:A /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d0557

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http://www.jcr.co.jp

16- D- 0557

201 6 年 9 月 3 0 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社 S ANKY O

(証券コード:6417)

【新規】

長期発行体格付 A−

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) パチンコ・パチスロの大手遊技機メーカー。パチンコのシェアは上位にあり、複数の有力タイトルを有す

る。遊技機製造については、規則に対応した遊技機の開発や保安通信協会の型式試験への厳密な対応が必

要であるため参入障壁が高い。一方で、ヒット機種販売の有無や法規制変更による収益への影響が大きい。

業界では 15 年には検定と性能が異なるパチンコ機の存在が明らかになり、対象とされた約 72 万台の遊技

機を 16 年末までに撤去することとなった。

(2) パチンコの参加人口は減少し、市場規模も縮小傾向が続いている。パチンコホールの経営も厳しく、遊技

機の購入台数は減少傾向にある。厳しい事業環境の中、当社は損益分岐点の低いオリジナル商品の強化や

部材の共通化などによるコスト削減を推進している。これらの施策に加え当社の事業基盤も考慮すれば、

収益は弱含む可能性はあるが、大幅に低下することはないと考えている。また、手元流動性は豊富で財務

基盤は強固であり、収益低下局面を乗り切るだけの財務体力を有していると判断している。以上を踏まえ

て格付を「A - 」とし、見通しを「安定的」とした。

(3) 17/ 3期の営業利益は 160億円(前期比 15%減)と減益の見通し。遊技機の回収問題や規制変化の影響を

受ける。回収問題を契機に高射幸性遊技機の撤去が急速に進むなど市場は転換期にある。射幸性の抑制強

化は、ヘビーユーザーを失うリスクとなる一方で、ファン層の裾野を広げていく契機にもなる。当社は射

幸性を抑制した遊技機を得意としているほか新基準機を他社に先駆けて発売した多数の実績がある。これ

らの強みを生かし、ファン層を広げるようなヒット商品を開発できるか注目している。

(4) 16/ 3 期末の自己資本比率は 85. 5%、手元流動性は約 2, 700 億円と財務基盤は強固である。自己株取得に

より自己資本が減少したものの、財務構成への影響はほとんどなかった。今後の設備投資は減価償却費レ

ベルで推移する見通しである。また、当社の成長戦略は、シェア向上など遊技機と関連した事業領域を強

化することを志向している。新規事業分野への大型投融資などによる財務への影響は限定的と考えている。

(担当)加藤 直樹・井上 肇 ■ 格付対象

発行体:株式会社 S ANKY O

【新規】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 9 月 28 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:加藤 直樹

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 株式会社 SA NK Y O

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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